板金塗装後に注意すべきなのが洗車です。
特に、ガソリンスタンドなどの洗車機は避けるようにしましょう。
洗車機は粒子が含まれている洗剤が使われており、たくさんのブラシで塗装面に刺激を与えてしまいます。完全に硬化する前に洗車機を使用すると塗装が剥がれやすくなり、ボディに傷がついてしまう可能性があります。

板金塗装後、1週間ほどは洗車機の使用は控えるのがベストです。
また、ボディへの負担が少ない水洗いなら問題はありません。

塗装直後のワックスがけは、決してやってはいけないというわけではありません。しかし、ワックスがけも洗車や磨き上げ同様に、傷をつけてしまう可能性があります。

また、塗装が完全に乾ききる前にワックスでふたをしてしまうと、塗装が乾きにくくなってしまいます。塗装が完全に乾くには時間がかかるので、1ヶ月ほど経ってからワックスをかけるといいでしょう。鳥の糞や虫の死骸を放置するとシミになるので、すぐに拭き取るのがおすすめです。

板金塗装から帰ってきた大切な愛車は、毎日磨き上げてピカピカな状態を保ちたい気持ちになると思います。

しかし、この磨き上げも注意が必要です。塗装が完全に乾燥するまでには約1ヶ月の期間が必要とされます。そのため、板金塗装直後に頻繁に磨き上げをしてしまうと、塗装にムラができてしまったり、新たな傷をつけてしまう恐れがあるのです。

磨き上げやコーティング加工は、板金塗装後最低でも1ヶ月以上控えるのが理想です。

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